山田

映画ドラえもん のび太の恐竜2006の山田のレビュー・感想・評価

4.0
映画ドラえもん26作品目。
キャッチコピー「君がいるから、がんばれる。」

声優が変わった新生ドラえもんとして初の映画がドラえもん映画初公開作品のリメイクってエモすぎますね。
比較対象がありながら、最新の恐竜の学説など新しい部分をしっかり取り入れ、懐かしいストーリーの主軸は変わらないまま彼らの冒険に色が足されてる。
1980年代のドラえもんではちょっぴり物足りなさのあった部分が補完されていて個人的には満足な仕上がり。
作画が可愛かったりのび太たちの表情が豊かで「ドラえもんこんな顔するんだ」ってちょっぴり気持ち悪かった。
最後ママに問いかけられた子供たちが「うん、ちょっとね」の言葉だけを返し多くを語らない。少し恥ずかしげに微笑んでいるも目元が赤くなっていて、帰りの道中泣きながら帰ってきた事が分かる。それがすごい良かった。
EDでのび太がボールを見て懐かしむ原作本シーンが流れるのも良い。

今年初鑑賞をドラえもんスタートにして良かった。2023年もよろしくお願いします。
山田

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