老人介護問題が深刻となるなか、厚生省が自動介護ロボットを発表。
そのテストとして1人の老人が選ばれるが、老人が乗った機械が暴走していくという話。
高齢社会やAIなど、現代日本のテーマを1991年の段階でここまで物語に反映させる先見の明はすごい。
でも色々古い。
老人を救おうとする女子学生の描き方に性的な目線を感じることも一つだが、落としどころが「介護には愛がいる」というメッセージであることに最も抵抗を感じる。
そんな綺麗事言っていられるほど、今の現役世代には色々余裕がない。
介護を機械が担うことの倫理性を問うならまだ良いのだが、古臭い精神論と浅はかなヒューマニズムを押し付けられた感じがして好きじゃなかった。
おじいちゃんどうなっちゃうのwwwという面白さはあったけどw