アメリカ合衆国大統領シェファードがやり手の環境ロビイストのシドニーに恋をする。
シドニーも、強く頭が切れて国民から圧倒的に支持されて、しかも実直な大統領に惹かれ、恋に落ちる。
フランス大統領を迎える晩さん会での二人のダンスは実に美しくて 見物。そしてホワイトハウスで結ばれた二人だが、翌日からマスコミに追いかけられ、シェファードの支持率はどんどん落ちてゆく。
大統領にマイケル・ダグラス。シドニーにアネット・ベニング。
マイケル・ダグラスのプレジデントは実にスマートで可愛らしい。
いつもの役柄と違ってとても素敵だった。
アネット・べニングは大好きな女優。幾つになってもとてもチャーミングで可愛い。 「バグジー」の時も美しかった。
でも私が好きなのは「めぐり逢い」。二作ともウォーレン・ビューティとの共演でこの時実際二人は夫婦だった。
この頃のアネットは最高に綺麗だったと思う。
目じりに少し皺が増えたとはいえ、シドニーの彼女の笑顔はプレジデントでなくても惹かれる。
この映画が出来た時、実際のプレジデントはクリントンだったけど、スキャンダルで失脚してしまった。
それも踏まえて作られた作品なのか、シェーファードのスピーチは、胸がすく思いがする。感動的なラストだ。
ついでに親友で側近役にマーティン・シーン。
何時ものように毒のある演技ではなく、静かにしかも的確に、サポートする演技がとても良い。
マイケル・J・フォックスもいい味だしてるし、対立候補役に リチャード・ドレイフィスと 脇役達も豪華。
