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どたんばのnsdのレビュー・感想・評価

どたんば(1957年製作の映画)
3.7
橋本忍脚本ということで鑑賞。先にNHKのドラマがあったのね。まず、三池炭鉱のような大規模炭鉱の事故かと思いきや、あんな小さな炭鉱もあったのか、と驚き。空の大怪獣ラドンとか幸福の黄色いハンカチとかで見ていた炭鉱は全然大きい。こちらはほとんど機械化されていない。そして、朝鮮人労務者が出てくるのが2番目の驚き。しかも一番よく働く。
坑内の閉じ込められた人たちの物語というより、外の救出側の動きをよく描いている。ドラマ版は坑内が中心らしいが、そこは橋本忍。ストーリーに展開がないと考えたのか、外をメインに持ってきた。せっかく志村喬が閉じ込められたのにあまり出番がなくて残念。その代わり?加藤嘉は相変わらずかわいそう。
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