このレビューはネタバレを含みます
初視聴年:2022年
個人的に一本の映画の中で同じ構図・同じ演出を多用するのは好きでは無いのだけども、この作品はそういうものが何度も出てくる割に気にならず、むしろそういったカットが印象的だったように思う。
後ろを歩く生徒が銃を携帯しているのが分かって、見ているこちらが「あっ」となるシーンが序盤に出てきたと思えば視点が別の人物に切り替わって何事もなく日常生活が描かれたり、映画の結末も物凄くあっさりというか、事件の真っ最中に唐突に切れたような終わり方をしたりとか、独特の目線で出来事を描いている作品だと感じた。