学園生活の中に、アメリカの闇が詰まっているように思えた。
特に、子供を“心配する”親が実際には何も見えていない姿は、この映画の象徴に思える。
銃器、ドラッグ、メンタルヘルス。自分の知らない子供の顔に…
高校の銃撃事件に遭遇した人たちの1日。
被害者視点として、ただ同じ学校に通っていて何度かすれ違ったり同じ部屋にいたかもしれないだけで、映画の中で特別な役割を果たすわけでもないタイプの違う高校生たち…
80分のうち60分くらいは銃乱射事件のほんの少し前の日常がただ映し出されている。
アル中の父親を持つ子供、摂食障害の女の子たち、図書館の仕事をするナードの少女、カースト上位のネイサンとそのガールフレ…
2025/9/7
日常パートがほとんど。
それが突然壊れるのがこわい。
さっきまで見てた日常がすぱっと無くなる。
最初に撃たれる子がもう……。
なんかずっと日常見せられてたからちょっと情が湧いてき…
銃乱射事件を映像美と静寂さで魅せる今作。
劇場では初めて見たけどやっぱり秀逸。
ちゃんと誤魔化さずに銃乱射事件の悲惨さ、残虐さをキッチリ見せてくれるのでいい作品です。
それぞれの日常パートをきっちり…
実際に起きた銃乱射事件をモチーフにした映画。タイトルの意味は「部屋の中の象」という誰もが知っているけど語らないことを指していて、この映画においては銃社会の危険性や孤独、いじめなどを指しているんでしょ…
>>続きを読む前半は、少しずつ一人一人の日常を映してくれる。些細な会話でも、あまりにも日常的なやりとりだから面白い。ほぼ素人の高校生で作り上げたらしいこの作品は、とにかく会話や佇まいがリアルだから魅力的だ。
そ…