このレビューはネタバレを含みます
無気力の暴力は無差別に飛び散る
意味がない会話とか無駄に精力的なコミュニティとかをだらだらと映し続けているシーンが「学校」というものの空虚さを写している気がした。
無駄な時間をその「学校」で浪費している今の自分と重ねてしもうてつらくなった。
「学校」と言う存在に対する疑念や鬱憤は割と共通感覚だと思う。
だからこそ無慈悲に壊される「学校」(建物じゃなくて意味自体の)に対してカタルシスを覚えてしまう。
映画自体はすごく暴力的だけど、ずっと壊したかったものを壊してくれた、否定し難い無気力の暴力への賛同のようなものを感じてしまう。
つまり
学校潰れろ!!!!!!!