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女を忘れろのありがとうのレビュー・感想・評価

女を忘れろ(1959年製作の映画)
3.8
正直、途中までは「ルリ子のお嬢様役が似合ってない」だの「アキラの相手役には南田洋子、いや金子信雄のほうが似合ってるんじゃないか」だの勝手なことばかり考えていたんですよね。どうせ日活あるある映画だろうと完全に油断。ところがラスト5分が圧巻キタコレ。アキラがルリ子に電話する。恋するルリ子が一方的に話すが、アキラは受話器を握りしめ言葉が出ない。ここの眼力の演技力たるや。邦画だけど、昔の白黒映画ということもあり、何かこのクラシック洋画風味がたまらんのです。
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