ピエールが不憫で、途中でつらくなってしばらく観るのを中断してた。
ネリーが恋人に「高いワイン飲んだ笑」って軽く揶揄するような感じで言うシーンで、ピエールがいたたまれなくなり、、
ちょっと先々の展開がつらい感じになりそうだなー、と思ってしばらく放置。
だがそう単純な話ではなかった。
意を決して最後まで観て、なんとも言えない、しかし、すごくリアルだなぁという読後感を得ました。
ネリーというごく普通の女性の心の機微がすごくリアルに感じられた。
(べアールの美貌は置いておいて)
ピエールの気持ちはよくわかる笑
恋愛感情の昇華の仕方が真摯かつダンディだなー。
ありふれたストーリーに深い人間の心理を織り込んだソーテ監督の手腕が見事。
べアールの着ている服が、ミニマルな大人の女性って雰囲気でどれも良くて、、
モーブ色って言うのかな、繊細で鮮やかな色味のニットが特に素敵でした🟠