ちはな

アナザー・ハッピー・デイ ふぞろいな家族たちのちはなのレビュー・感想・評価

4.0
『家族をまとめるのは 愛よりも死の力だ 衝撃の概念だろ 』

エズラ・ミラー 観たさに鑑賞
ところが 彼にとどまらず出演者達の演技に引き込まれる作品

ちょっと複雑な家庭の話で 登場人物整理するのが大変だけど …

主要人物がみんな闇抱えてて げんなりする(ーー;)
母はイライラ 息子は酒にドラッグ 娘はリストカット 末息子はアスペルガー って
これでもかってくらいこじらせ家族で誰にも共感できないって感じるかもしれないけど 観てると所々「わかる~」ってところも
親戚集まると こんな感じって所とか
おばさん達が 無神経な話したり 思春期の孫と祖父母の微妙な距離感
親子間の「何でわかってくれないの」という感情のぶつかり合いなんかは痛々しい

エレン・バーキン演じるリンの気持ちって 男性から見るとただのヒステリーにしか見えなくて 敬遠されるかも
しかーし 絶対同性から嫌われる『嫌な女』はデミ・ムーアのパティ
自己主張が強く 負けず嫌いで自信満々
あのハスキーボイスで個室トイレの前で仁王立ちって「やーめーてー!!」本気で怖いから
でも 美人でsexyでやり手の彼女みたいなのがモテるんだろうなぁ(ひがみかっ)
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