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サマーウォーズのFilmarksのレビュー・感想・評価

サマーウォーズ(2009年製作の映画)
4.0
再鑑賞 2021年8月16日
Amazon Prime Video

冒頭相席食堂で笑った

前作からうってかわってのメジャー感
ドキドキワクワク楽しいがなぜかイマイチ乗り切れない

武田家、真田家を遥かに凌ぐであろう人脈
いつでも下克上いける

21世紀においてわざわざ血縁大家族を舞台にした理由はなんだろう
太い実家しか勝てないのか…

という見方はありふれてるだろうし、まだ未見の次作以降にその辺の応答が描かれてそうな気はするけど

おおばあちゃんにコロナ指揮取ってもらいたい

近所に落とすゆえの、人里離れた場所設定

夏希、色々いいとこ取りしすぎでは…
健二/作者/観客目線からの理想の女性像/シチュエーション感
だからこそ許される感
都合のいい客体感
要するにまさに「憧れの先輩」

無駄にはだける変身

守り神がジョンとヨーコ

了平くん、肩壊してないか将来が心配

コロナ禍で再認識する、仲間と一緒にご飯を食べること
時間と空間の共有に意味があるのか、一緒に食べるということそのものにも意味があるのか
食べるという生命活動に必須なことを共にすることに意味があるのか
悩ましいが、時間と空間の共有は、当面会食以外の方法でやっていきたいところ

サマーウォーズと宮台真司の「大きな社会」
・http://blog.livedoor.jp/nosebleederjp/archives/51244685.html
なるほどと思うが、現代において「大きな社会」をテーマに描くなら血縁大家族以外の描き方が必要なのでは。さもないと作者がどこに焦点をあてているか(在りし日からの懐古的現代批判か、現代への処方箋か)がわからない

宮台真司、東浩紀、斎藤環批評
・https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%82%BA

東浩紀「よく言えば観客を選ばない、悪く言えば万人向けの最大公約数の物語と映像であり、なにも尖ったところのない作品です。」(『思想地図vol.4』p.184)
納得

東浩紀・宮台真司『父として考える』p.84~86
にも納得
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