このレビューはネタバレを含みます
今回は感動のフランス映画です。
最初はタイトルの意味が分からなかったのですが、
すぐにわかりました。
以下、ネタバレかもしれません。
人生を俯瞰してみながら、１０年ごとを1日で過ごしていく・・・
非常に可哀想な状況だと思うのですが、
主人公自身が死ぬことを恐れていないという
病気で長く苦しんだからこそ達観した意識を持っているが故に
その設定をすんなりと、じんわりと、
そして自分の人生と照らし合わせながら
観ることが出来ました。
おとぎ話のようなCGも
良いアクセントになっていましたし、
ローズのプロレスシーンも、
子供に夢を与えるようなシーンで良かったです。
そして、カレンダーがめくられていくシーンも
本当に1日がどれだけの意味を持っているのかを考えさせてくれる
よい演出だったと思います。
内容は悲しい、重いものかもしれませんが
オスカーの純粋さから、
人生の1日をどれだけ大切にすべきか
改めて考えさせられた、良いフランス映画です。
