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100歳の少年と12通の手紙のchipのレビュー・感想・評価

100歳の少年と12通の手紙(2009年製作の映画)
4.0
末期白血病の少年オスカー。
自分の病気に絶望している両親がきらいで...
彼がたった一人心を開いた人、それは病院にピザを売りに来ていた、派手なピンク色のスーツの中年女性ローズ。

ことば使いも荒く、およそボランティア活動には縁のない性格のローズだけれど...毎日少年と話しているうちに、不思議な絆が出来上がっていく。。。

これからは、一日を10年と思って生きよう!
ローズの提案。
2日目には青春時代のオスカー~
好きな子に告白もして、最高の笑顔に!!
良かった~
大嫌いな神様に手紙を書いて風船で飛ばす毎日...

女子プロレスラーだったというローズが、個性的な敵と戦うシーンを彼に話すいくつかのシーン。これがカラフルでとても楽しい。

10日目100歳を迎えたオスカーが書いた、神様への手紙にグッとくる…

「あなたは、朝を作り、夜を作り。春を作り、冬を作り。毎日初めて見るように世界を作ることができる。そして、世界の謎へ僕を導いてくれた、ありがとう!....PS 僕の両親にも、初めてを教えてください。」

ローズと過ごすうちに、神への感謝の気持ちが生まれたようです。

翌日は...
「僕を起こしていいのは、神様だけ」と。

人は、本当に心を通わせることができたら...
変れるのかもしれないですね。
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