モ・クシュラ
📕あらすじ📘
ロサンゼルスの寂れたボクシングジムの門を叩いた田舎育ちのマギー。ジムのオーナー兼トレーナーのフランキーは彼女を拒んでいたが、彼女の真剣さに打たれ、彼女のトレーナーとなる。お互いに父娘の関係をなくしている2人は、激しいトレーニングの中で人間的に歩み寄っていく。
オススメ度:❤︎❤︎❤︎❤︎♡、4.0
自己スコア:❤︎❤︎❤︎♡♡、3.5
⭐️レビュー
私の血映画🎞
スポーツ物で
泣ける、胸糞、後味悪い、鬱で
名前があがる本作。
それって一体
どういう終わり方なのかと思っていたら
予想と違ってよかった。
前半は30過ぎて
女性プロボクサー🥊になる
マギーのサクセスストーリー。
勝つことに貪欲で、
早朝ランニング、
昼間はウェイトレス🍽
夜は遅くまで練習に明け暮れる。
ヒラリースランクの運動神経の良さと
少しずつ筋肉がつき体が絞られ
出来上がっていくのが分かる。
練習していくうちに
お互い家族に恵まれない環境からか
師弟関係→本物の親子以上の
絆と信頼関係に。
このまま勝利と挫折を味わって…という
王道スポーツ映画ではなく
後半は予想外の急展開。
命の尊厳について描かれ
様々なシーンで論争になった。
宗教ってめんどくさいな。
胸糞なのはマギーの家族の方。
父親は良かったようだけども。
あんな家庭でたった1人だけ
真っ直ぐ育ったなんて
奇跡に近いような。
フランキーはどちらにしても
ずっと自分が試合に出さなければ、
椅子を置かなければと
後悔し続けるんだろうなと思う。
ここまでをずっと見てきたから
マギーもフランキーも
どっちの心情も痛いほど分かる。
日本も認められたらな。
良い意味で?後味悪いかもしれないけど
この2人にはこの選択、この結末で
よかったんだと思う。
リハビリして復活してなんて
安易じゃないのが良い。
ヒールのビリーは明らかに反則で
何でそれまで放置されてたのか謎。
謝罪にも来ないし、あの後が気になる。
⭐️情報
📖原作
F・X・トゥール
『テン・カウント』
ガソリンスタンドで
マギーに手を振る少女として、
イーストウッドの娘
モーガン・コレットが出演。