なんと不器用な主人公
長年生き場所を留めてしまったがゆえに、現実に戻ったとき上手く立ち回れず荒れてしまい、やはり俺の居場所は……。
(だとしても終盤の荒れ具合はいかんよ…)
レスラーならではの痛々しい(苦手)シーンがあって何度も観ながら『ああああああぁぁぁぁぁぁ!!』って言いながら身体掻いた。
途中途中も精神的に来る描写があって辛かった…
有名な人もやっぱ普通の人間なんだなって思った。
最後の闘い、スピーチは泣ける
死ぬと分かってながらも生き場所で奮闘する姿が辛いけどカッコいい
そしてラストシーン……曲の入り、カメラ、ラムの表情…全てがグッと来た!
いい映画だけど、もう一度観るかって言ったら観ないかなw
『俺にはプロレスの傷の痛みよりも、外の現実の方が痛いんだ。あそこが俺の居場所だ』