かつて名を馳せたベテランレスラー、歳を重ねた彼にとってリング以外の世界は残酷だった。
歓声の裏に隠れた孤独に追い打ちをかけるように訪れた体のリミット。
だがたとえ、身が朽ちようとも彼の居場所はリング…
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「おれにはこれがある」に命をかけろ。
ゆるやかにドブな人生に気づけるか。
落ち目のレスラーの話ということで、もっと分かりやすく落ちぶれているのかと思ったら、絶妙な落ち具合。ギャラは安いが継続的にプ…
ミッキー・ロークの
僕の生きる道
負けの美学
人の強さとは…弱さとは…
劇中にもあるが、プロレスは障害者の方などや多種多様な者をも魅了する
プロレスは必ず相手の攻撃を受ける
格闘技のように被…
若い頃に全米一のレスラーとして活躍した男が、五十をとうに超え、肉体は衰え、周囲からも孤立、色んな物を失いながらもながらもリングへの夢を捨てられない。自分に向けられる声援と拍手喝采がどんなものであるか…
>>続きを読む若かりし頃のプレイボーイ&猫パンチのミッキーロークの印象が強かったから、歳を重ねてこんな名役者だったのかと、驚き。
自信が重なるのか、この中年プロレスラーの生き様が演技とは思えないほどリアリティーに…
怪我によりレスラー引退を余儀なくされてしまったランディ。ランディが不器用すぎるあまりリングの外に苦労する姿は哀愁があって作品の深みを一層強くします。レスリング以外の仕事に苦労して、疎遠な娘に心を開い…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
低迷していたミッキーロークが復活したと言われる作品。
心臓が持たないと言われ満身創痍で引退を決意したレスラーが、他では潰しが効かず、レスラーに戻って試合をして心臓が悲鳴を上げふらふらになりながら最後…
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