レスラーの作品情報・感想・評価

レスラー2008年製作の映画)

THE WRESTLER

製作国:

上映時間:109分

ジャンル:

3.9

「レスラー」に投稿された感想・評価

abe

abeの感想・評価

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ミッキー・ロークのことあんまり知らないし、プロレス映画てことで見てなかったけどなんと愚かだったんだと過去の自分に言いたい。一生見続けるであろう魂映画の一本になった。なぜお金も貰えないし、命を削ってまでプロレスをするのか、それをしないと彼は死んだも同然で生きてないからだ!自分の人生の全てを失ってでも自分の好きなことに命をかけるこれこそが一番の幸せなのではないだろうか!どんな人よりリングの上に立っている彼は輝いてたし一番の幸せ者だと思う!
酒浸って女浸って老い浸った
人気レスラーのお話。

プロレスには全く関心が無いけど、「台本の裏側は壮絶」ってのはまあ何となしに理解できる世界ではあったので新鮮味としては薄かった。
そういう生傷ステロイド要素よりもレスラー仲間のワイワイした感じだったり、中東の獣さんの言動だったり人情描写がたまらなく好きな映画でした。

娘とのシーンきついわね。淡白なのが尚更。
でも淡白で残酷だからこそ最後のマイクパフォに震えさせられるんだ。
チラ見しちゃうとこもな。か〜〜🤼‍♀️

ちゃんと仕事して信念があってストリップバーという楽しみもあって周りからは信頼されて、これをクズと言われたらわしゃ一体なんやねんと思ってしまうけどやな!!傑作です!!
華やかなプロレスの舞台裏や私生活も描かれ、プロレスにさほど関心がなくても引き込まれる内容。
かつて栄華を極めた有名レスラーが歳を重ねてボロボロになりながら、過去の精算をして前に進もうともがく。

酷使でガタガタの身体と家族への負い目を抱え、自業自得とはいえ上手くいかないもどかしさに苦しむ姿は等身大のおじさん。
しかしどんな逆境でもリングに上がればいつでもレスラーとして振る舞う。
流血や身体を痛めつけるシーンなどは多いので苦手な人は注意。
tjZero

tjZeroの感想・評価

3.9
スポーツの秋ですねえ。

野球の事はちょっと忘れたいので(苦笑)、競技全般について考えていたら、宇多丸さんのラジオでリスナー投票による”スポーツ映画総選挙”を開催していたので、YouTubeで聴いてみました。

10位…『炎のランナー』

9位…『がんばれ! ベアーズ』

8位…『クール・ランニング』

7位…『メジャーリーグ』

6位…『フィールド・オブ・ドリームス』

5位…『ロンゲスト・ヤード』

4位…『ロッキー』

3位…『インビクタス/負けざる者たち』

2位…『レスラー』

1位…『クリード チャンプを継ぐ男』

この中で自分が好きなのは#8ですねえ。
ジャマイカのランナーがボブスレーでオリンピックをめざす…というキワ物のコメディかと思ってたらまさかの実話。
前半でたっぷり笑わせて、クライマックスでは号泣させる…という、いろんな感情を刺激してくれるさわやかな佳作でした。

ベースボールはもうすぐシーズンオフに入りますが、スポーツ全般にはオフはないですから、いろんな競技の映画を楽しんでいきたいです。
tomyam

tomyamの感想・評価

3.0
それなりに面白かったけど、
痛そうだし好みの映画ではなかったな。
75点
527

クズというより不器用なだけ。一生懸命でひたむきさを感じた。良い映画だった。
痛いの苦手なので、リングでのあれこれは辛かった。しかしながら、ミッキーロークもマリサトメイも体張っててすごかった。
まろ

まろの感想・評価

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「人が終えるところで」

彼が人気絶頂を経験したレスラーで、最高を経験したからこそ、
落ち目がより分かりやすく、残酷に描かれている。

けどどこにでもある、
親父の物語であり、みんな戦ってんだな、おっさん、!

娘とのシーンはより辛くて
期待したわたしが馬鹿だった
この言葉は抉られるよね。。
ただわたしはあくまで娘で女だから
彼の事を庇うことは出来ない

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獅子のような彼の髪色、好きだ!
俺の居場所に捧げた男の一生
どうしたって大事にできる重さは限られてるから、
レスラーじゃない人生なんて、
もう彼じゃないんだろうね

リングには熱気が渦巻いてるのに
どこか気怠げで静かな雰囲気が
好きだ。終わり方が最高、、!
ニューシネマっぽい作風の映画で到達度の高さが凄い。この映画のミッキーロークは本人の経歴、人生とシンクロしていて演技なのか演技じゃないのかわからないような台詞とかある。EDで使われていたThe Wrestlerはこの映画のためにあるような歌詞で感動した。
satchan

satchanの感想・評価

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ミッキー・ロークの全盛期を知っているだけに、冒頭から痛々しい悲痛な気持ちで見ました。ウィスキーのCMや『ナイン・ハーフ』の頃は、ツヤツヤの色男だったのに…。『レインメーカー』や『ドミノ』でも、すっかり変わり果てた姿は見ていたものの、ここまでボロボロだと見るに絶えないです。ボクシング映画は大体、身体がズタズタになっていくものだけれど、この映画ではミッキー・ロークが演じるランディというプロレスラーが、愛する人や娘との関係にも支障をきたしていき、自暴自棄に陥る様子が描かれています。WWEなどでもプロレスが物語仕立てになっているように、この映画の中でも対戦相手と筋書きを相談するシーンがありました。大量の薬を投与して、肉体を作り上げ、その薬によって自らを滅ぼしてしまう、そんな気がしました。

マリサ・トメイの役が衝撃的。シングルマザーで子育てするストリッパーなんだけど、そこまでしますか、みたいな、今まで見てきた役柄とはまるで違っていて、驚きました。アリゾナ州フェニックスのプロレス会場へ駆けつけた時の表情はさすがの演技。

ランディの娘ステファニー役の子、とっても綺麗で、父親に失望した感じが素晴らしかった。後から、『スーパー・チューズデー』に出てたエヴァン・レイチェル・ウッドだと分かりました。髪の色が違うから、気づかなかった。

ランディの発言で、80年代の音楽を絶賛して、ニル・ヴァーナの登場で全てが終わったというセリフ、共感します。私もずっとそう思ってました。ランディの登場時にかかるガンズの曲最高です。

ここで終わっちゃうんだ、と思いましたが、ある意味、いろんな風に空想できて良かったかも。でも、やっぱ暗いエンディングですね。『ブラック・スワン』のダーレン・アロノフスキー監督作品と知り、なんか納得。ラストのブルース・スプリングスティーンの曲が良かった!
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