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花のあとの3618のレビュー・感想・評価

花のあと(2009年製作の映画)
4.2
過去鑑賞記録。

この作品を映画館で観られてよかった。スクリーンいっぱいに広がる桜の景色を見ていると日本に生まれてよかったとつくづく思う。

北川景子さん初時代劇の作品、吹き替え無しなので剣術、殺陣は難しかったでしょうね。緊張感が伝わってきます。演技の粗さは気にはなりませんでした。所作は私にはとても新鮮に見えて効果的な演出だったと私は思います。
甲本 雅裕さんが素晴らしい。國村隼さんが相変わらずいい味を出してます。

映画を観てから藤沢周平氏の同題短編時代小説を読みました。秀作ですね。

本作は原作の雰囲気を忠実に表現、原作の良さも相まって素晴らしい作品に仕上がっていると私は思います。時代小説通の方からの評価はかなり厳しいようですが、私は大好き、お気に入りの作品で何度でも観たくなります。
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