カント

夢駆ける馬ドリーマーのカントのレビュー・感想・評価

夢駆ける馬ドリーマー(2005年製作の映画)
4.1
馬、感動の傑作。
ダコタも好きだけどエルも好き。
だけど、やっぱりダコタが好き。
ダコタは天才だ。

牝馬のソーニャ号は出走中に転倒して大事な足を骨折してしまう。
通常、こう言う場合は金銭的な負担を考慮して馬を安楽死させるのが普通。

調教師クレインは娘ケール(ダコタ・ファニング)の手前、安楽死を止めてソーニャ号の再生を模索する。

優秀な種馬との交配で、小馬で稼ぐ算段もダメだったが…
ソーニャ号はまだ走れる!と確信したケールはG1レースの出走を目指す!

ソーニャ号がG1レースを目指すのは…
プロ野球で例えると二軍で骨折した選手がオールスター・ゲームの出場を目指すようなもの。

バンドで例えるとライブハウスで
ブーイングを受けたミュージシャンがロックフェスのトリを目指すようなもの。

金策で大変だし、人材も乏しいし、勝てる見込みが薄いのは競馬を知らない鑑賞者にも良く分かる。

馬好きな人は見て損なし。
2015-3-31
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