あるぱか

抵抗(レジスタンス)-死刑囚の手記より-のあるぱかのレビュー・感想・評価

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「音」にこだわったブレッソン監督の初鑑賞作品!

地味〜〜〜〜!
何にも知らずにみたら「あ、終わった」ってなった。
だけどむちゃくちゃリアルで、細部のこだわりが半端じゃない。手元!多分全編通して半分くらい手元が映されるんじゃないかな?途中から一緒に生活してるかのような感覚に陥った。それくらい、すぐ横で覗き込んでるような感じ。
ひたすらに静寂で、だからこそ「音」の個性が活きて、盛り上がりはないけれど緊迫感は繋いでいて、主人公の生、希望への執着をひしひしと感じる。脱獄ってこんな感じなんだ。堀の外に降り立ったときの喜びを噛み締めるシーン、有名な「ショーシャンクの空に」とは一味違って興味深い。
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