抵抗(レジスタンス)-死刑囚の手記より-の作品情報・感想・評価

抵抗(レジスタンス)-死刑囚の手記より-1956年製作の映画)

UN CONDAMNE A MORT S'EST ECHAPPE OU LE VENT SOUFFLE OU IL VEUT

上映日:1957年07月20日

製作国・地域:

上映時間:100分

ジャンル:

4.1

『抵抗(レジスタンス)-死刑囚の手記より-』に投稿された感想・評価

やま
4.2
死刑囚の視界に入らないものは徹底してフレームの外に置かれるので、外の状況は音だけで想像するしかない。その演出が強烈な緊張感を生み、死刑囚が脱獄を実行するまでずっとそばで見ているような感覚だった。
ブレッソンが描く激渋スニーキングミッション。ちょっと凄すぎる…。
TOBIO
-
ゲシュタポによる処刑が日々行われるリヨンのモンリュック監獄を脱獄する男の話。

〈メモ〉
・手元のクローズアップと主人公の内面の声
Ut
4.2

以前に観た「田舎司祭の日記」がとても良かったので、ロベール・ブレッソン監督の作品をもっとしっかりと観ようと思っていました。
最初のシーンからスリリングでしたが、モノクロの陰影と音で上手く独房の閉鎖感…

>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
淡々と描かれる脱獄劇。秀逸なカメラワークによって刑務所の緊迫感、息苦しさが伝わる。

手錠を外す方法を教えてくれた最初の隣がかっこいい。姿は見えないけど。
YA
3.7
視線先の映像殆どないけど音で誰かいたりするのわかるから面白い
手錠の開け方教えてくれのどんな人なのか

画面や音をここまで切り詰めてもこんなに面白いとは……、凄いよロベール·ブレッソン。画面の狭さがちょうど監獄の中みたいに作用してる感じ。ナレーションも本作のはとても良い、ベッドシーツを裂いて作った縄を…

>>続きを読む
HRM
3.7

ドイツ占領軍によって脱獄が不可能とされた刑務所から脱獄をしようとする男のお話。緊張で恐怖がずっと止まらん。アクション的なシーンはなく、「音」によって我々の聴覚を敏感にされていく。鍵の音、足音などセリ…

>>続きを読む
3.8
最近見たブレッソンの中では良かった。
けどこれが何なのか分からなかった。
ラストは意外と想像つかなかった。
2.2

「これは真実だ」と断言した上で始まる、一人の男の脱獄する過程を描いた、実話に基づく作品。

手記を原作にした真実(?)だからか、映画で一人称を感じたのは初めてだった。執拗なまでに間近で眺めさせられる…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事