ちょうど映画のショットについての本読んでるからその視点で観ちゃったのだけど、4:3のアスペクト比でクローズアップが多かったから、独房の孤独さの強調や観客による感情移入ができる作品だったと思った。その…
>>続きを読むイエスは答えて言われた。「はっきり言っておく。人は、新たに生まれなければ、神の国を見ることはできない。」
ニコデモは言った。「年をとった者が、どうして生まれることができましょう。もう一度母親の胎…
物資の受け渡しをする男3人が何度もやってくる。中庭ではバケツを持った女が突如現れ、去っていく。
ブレッソンの作品では人物が何度も画面上を行き来するが、いつも心地よくリズミカルで素晴らしい。この行為の…
結末よりも、死刑囚の独白、逡巡、過程に、
焦点をあてた、ロベール・ブレッソン監督の脱獄劇。
抑制の利いたドキュメンタリー・タッチの演出は、
同じテーマのジャック・ベッケル「穴」と対照的。
ベッケル…
ある人の実際の経験を元に書いたナラティブに基づく話で、それに誠実に作った映画ということで、確かにカメラには、彼を追っていながら殆ど彼が見たものは映されない。話の都合上観客に見せなければいけないもの(…
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