ベンジャミンサムナー

抵抗(レジスタンス)-死刑囚の手記より-のベンジャミンサムナーのレビュー・感想・評価

4.0
「壁と 自分と 扉と闘うため」

セガールの映画で『沈黙の脱獄』というのがあるけど、本作にこそこの邦題をつけたい。

やはり″サスペンス″に音楽は不要であることを本作は証明してくれる。

実話を元にしてるし、脱獄の一つ一つの下準備を丹念に描いているのでとても説得力がある。

絶望的な状況でも、冷静に周りを見渡し、突破の糸口とそれに必要な物を見出だす。
シャバで生きてる我々にとっても大事な人生訓である。