KARIN

ジャッキー・ブラウンのKARINのレビュー・感想・評価

ジャッキー・ブラウン(1997年製作の映画)
3.7
タランティーノどハマり中の夏休み!
新作の公開も控えているのでワクワク!
個人的にアツい夏になりそうです。笑

本作はタランティーノらしさを抑えたクライム・サスペンス。
登場人物ほぼ全員予測不可能な動きをするので、
テンポが遅い2時間半でもいける。
中でもサミュエル・L・ジャクソン演じるオーデルの暴走っぷりに圧倒。彼が全てを振り回してるのか、振り回されてるのか分からず進んで行く感じがおもしろい。
そして主人公ジャッキーをクールに演じるのがパム・グリア。レザボア・ドッグスにも強盗たちの会話で出てきて、ファンなんだろうなあと思ったら次は主演!楽しんで撮ったんだなあというのがひしひしと伝わってくる。

ロバート・デニーロの拍子抜けしたキャラ設定もくすぐったい。
監督から課された役のイメージは「汚い洗濯物が積み上がった感じ」だそう。確かに。

個人的にベストではないけれど、2回目も飽きずに観れそうな作品でした。
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