ロイヤル・テネンバウム家は、３人の天才児をもつ有名な一家だった。長男のチャスは経済に強く小学生ながら一財産を築き、長女で養子のマーゴは劇作家として評価され、次男のリッチーは世界的なテニス選手として名を挙げて、母親のエセルは天才児教育本を出版し世の注目を浴びていた。
しかし全盛期から20年後、テネンバウム家にはかつての栄華はなく、それぞれに問題を抱えた一家はバラバラに暮らしていた。
ウェス・アンダーソン感のあふれる紙芝居のような映画。
サントラを聞きたくなってしまう。
最後のほうの消防車のシーン、ディズニーランドのスモールワールドのようなセットにして、ずっと眺めていたい。
