南米植民地にて布教活動を行うイエスズ会の神父達
先住民と共に"地上の楽園"を作り上げるも大国同士の政治的問題や植民地問題が立ちはだかり………
宗教的テーマを根っこに、政治的テーマを上手く組み合わせて、ドラマティックに仕上げた良作
南米の雄大な自然と、モリコーネの音楽の融合は非常に荘厳で、圧倒的な力強さを感じた
ただ、脚本が一本調子で、それぞれのパートの骨子が弱いように感じた
モリコーネの音楽に救われている面が大きいかもしれない
とはいえ、キリスト教を取り上げた重厚なテーマは中々面白いので一見の価値有り。
なにより音楽が素晴らしい。本作はこれにつきる………
……にしても、先住民の演者さん達はリアル部族なのかな?
部族特有の垂れ乳感が凄いというか何というか……笑笑