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亡霊怪猫屋敷のKのレビュー・感想・評価

亡霊怪猫屋敷(1958年製作の映画)
3.4
現代篇はモノクロ、時代篇はカラー。鍋島の化猫騒動。恐ろしげな雰囲気の有り余る序盤。黒猫。ワンカット長め。魅せるカメラアングル。おしゃれショット多数。放置していたにも程がある物件。草だらけ。カラス。だいたいのことは「気のせい」で済ます夫。前後にゆれる鏡。囲碁。チャキーンといった刀の効果音はなし。タマがかわいい。影で見せる手法。行燈の油。ただ襲うのではなく、大きな動作で見せる演出。どこか歌舞伎っぽい。怖さレベルは遊園地のお化け屋敷程度。心臓に悪いタイプではないため、ホラーが苦手な自分でも目を逸らさず最後まで観られた。道徳的要素を感じるホラー作品。
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