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名探偵コナン 紺碧の棺のやのレビュー・感想・評価

名探偵コナン 紺碧の棺(2007年製作の映画)
2.0
話が淡々としていて大きな山場がない。事件も地味だし、オリジナルの登場人物も全員華がない。
結局真犯人的な感じで出てきた人も、いまいち動機が分からないし、全ての行動の意味が分からない。
メインっぽい謎解きも、面白くないし視聴者には理解出来ないことなので納得出来ない。
蘭ちゃんと園子のバディが見せ場かと思いきや、一瞬で終わってしまうし全体的に園子がただの足手纏いとして描かれてしまっている。
せっかくの孤島サスペンスなのに生かしきれていないし、全体的にフワッとした感じで終わった。

全編淡々としているので逆に中だるみは感じず最後まで観れたが、最後まで観ても何が面白かったのか結局何だったのか納得出来なかった。
冒頭のプチコラボの事件もなんだったのか?買収されてた人はなんだったのか?何故真犯人はあの人たちを襲ったのか?フワッと分かるようで分からない。

キャラクターも大勢出す割に生かしきれてないし、舞台装置感がある。
博士はせめて子供たちの保護者として付き添えよ。
おっちゃんはよくある蘭〜!と叫ぶ役にさせられてるだけだし、園子は足手纏いな上にわざとらしく蘭と新一の恋愛を出す役にさせられてる。

酸素ボンベが2つ、の時点でオチは予想していたが、予想を下回る恋愛要素でこれいる??
13番目のターゲットと同じことは出来ないだろうけど、せめてもうちょっと……なぁ!?

ツッコミどころ満載だけど、淡々としてて疲れないからなんとか最後まで見れる。が2回は観なくていい映画。


良かった点としては、哀ちゃんとコナンくんの夫婦のような相棒のようなやり取りが多かったのと、高木刑事が有能なところを見せるぐらい
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