伝記的映画風に見せるアクション映画
ストーリー
ハリウッド・スターを父に持ち、トップ・モデルの道を約束されながら、それを捨ててバウンティ・ハンター(賞金稼ぎ)となった実在の女性ドミノ・ハーヴェイの型破りな人生の映画化。
主演 キーラ・ナイトレイ
監督 トニー・スコット
実在した元モデルの女バウンティ・ハンター(賞金稼ぎ)、ドミノ・ハーヴェイの自伝的映画。
トニースコットらしい演出の数々とアクション満載でありながらどこか漂うインディーズ感。
トニースコット大好きだが今作は正直に面白くない。複雑に複雑を重ねるのに対して映画のストーリーと構成が追いついてない。
これを自伝的映画と称するのが間違い。
全体的に派手なのに見どころが少ない。
序盤のシーンで出オチだしキーラとエドガーラミレスの2人の掛け合いをもっと上手くできなかったものかな?
もっとバディ要素も含めたら良かったのに、これじゃタランティーノの出来損ない。
トレスポとアメリをやりたかったのかな?
唯一良かったのが終始安定した演技を披露するミッキーローク。彼のワイルドさと昔からこういった演技をしたかったんだろうなと伝わる生き生きしたものがあった。
ハリウッドでも早い段階で裸体を披露することを拒んだキーラナイトレイが全力で裸体を披露する珍しい作品でもある。