うちむら

北京ヴァイオリンのうちむらのレビュー・感想・評価

北京ヴァイオリン(2002年製作の映画)
4.3
これは夢中になってみてた。みずみずしさと温かさを感じる。
ヴァイオリンがこんなに心に響くとは改めてその楽器の力を発見。

天才的なヴァイオリン奏者で13歳の少年チュンとその父の話。
始まりから自然と惹きつけられる映像は、チュンの透明感とヴァイオリンの音色のせいなのか。
愛情を精一杯息子に注ぐ父、チアン先生やリリ姉さんなど人間的な魅力があって温かい。
誰よりも父に聴かせたい、父と一緒にいたいというチュンの思いがこもったチャイコフスキー力演のラストで、心がふわ~となった。
うちむら

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