うちむらさんの映画レビュー・感想・評価

うちむら

うちむら

鮮血の美学(1972年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

この悪人たちの非道さは復讐したくもなる。音楽が軽くて合わなそうなのに意外とよかった。お父さんは、期待外れ。
保安官のシーン、間抜けぶりをアピールするだけだった。

フライト・ゲーム(2014年製作の映画)

3.6

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ほぼ終盤まで犯人がわからない。誰もが怪しく見える。
疑わしき人への扱いが、こわすぎるリーアム・ニーソン。

機長を殺したのは結局だれ?その話題は中断したままじゃなかったっけ?

ソウルメイト/七月と安生(2016年製作の映画)

3.5

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チョウ・ドンユィというだけで期待値上がったし、実際彼女の演技で悲しくていい話に思えるけど、あまりささらなかった。深そうで深くない話。
ソウルメイトって言うけど、あれは依存してるだけ、お互いが自分にない
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ズーランダー NO.2(2016年製作の映画)

3.6

笑った~。出てくる人みんなおかしい。サプライズ出演盛りだくさんで楽しかった。オール忘れられん。

流浪の月(2022年製作の映画)

3.2

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長い長すぎる、暗くて重い空気の中、その空気感の理由は明かされぬままずっーと。
必要最低限の生を繰り返す文(松坂桃李)の秘密はラストでやっとわかる。そのシーンは辛くて悲しいし、文の苦悩の深さを考えると一
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ザ・サークル(2017年製作の映画)

3.3

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個人情報を一元化して合理的にしようとしてる現在では、これはほとんど実話に思えてこわい。

メイ(エマ・ワトソン)は承認欲求が高くて今時のかっこよさを求めるだけで、ほんとに大切なものが見えてない愚か者に
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インシディアス 赤い扉(2023年製作の映画)

2.8

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もう飽きてきた、この彼方へ行ってなんやかや…の話に。
怖くないし。

インシディアス 最後の鍵(2018年製作の映画)

3.0

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これも音でびっくり。だけど、それも数少ない。来るか来るかと身構えてたけど、肩透かし食らった。
シリーズ1に続くエリーズ物語だった。お母さん優しくて強い。

インシディアス 序章(2015年製作の映画)

3.4

音でビックリ飛び上がる。映画館で観たら心臓もたなさそう。

インシディアス 第2章(2013年製作の映画)

3.6

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前作も絡めた謎解きで、ジョシュ(パトリック・ウィルソン)があっちにもこっちにも。
元凶老婆の記憶を消すって木馬で頭を殴ること?
考えたらわからないことが多いけど、ビックリしたり笑ったりジョシュの顔が怖
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仮面/ペルソナ(1967年製作の映画)

4.0

冒頭からインパクトあって惹き込まれる。ちょっと目を背けたくなる描写もあるけど、音と衝撃の映像で観るものを離さない。後の映画に影響を与えたことは間違いないとおもった。

ポルターガイスト(1982年製作の映画)

3.2

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お母さんダイアンがこわいわ。超常現象目の当たりにしても怖がるわけでなく、嬉々として子どもを実験台に使ったりと呑気にもほどがある。

お風呂にのんびり入ってる場合じゃないし、そんな家一刻も早く出なきゃだ
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ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング(2025年製作の映画)

4.2

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前作ほどの興奮はなかったんだけど、それでもやっぱり楽しめた。

もうなんといってもトム・クルーズの奮闘ぶり、度を超えて面白おかしくなってくるし、好きになってくる次第。

若い頃よりここ数年のトム・クル
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拝啓、愛しています(2011年製作の映画)

3.7

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家族の大切さが沁みる1本。
同じ老親でも、最期の迎え方、看取られ方が違う二組の家族。
認知症の妻をかかえ、自殺を選ぶおじいちゃんが、あまりにも悲しい。3人もこどもがいるのに。
親は絶対の存在のように描
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コブラ・ヴェルデ(1988年製作の映画)

2.0

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クラウス・キンスキーの顔つき目つきはいつも通り鬼気迫るものがあるけど、それをも超えるこわさがあった王子の目。そしてエンドロールで歌い踊る娘たちの目。
話はすっ飛んでるし、正直わけわからん。
映像も撮り
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インソムニア(2002年製作の映画)

3.4

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ウィル(アル・パチーノ)のアラスカでの日々。観てると重い気持ちになった。罪悪感と保身に揺れ動き、どうしたらいいんだという恐怖にかられているんじゃないかと。そりゃ眠れない、しかも白夜で。
いい人の役が多
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いつだってやめられる 7人の危ない教授たち(2014年製作の映画)

3.2

早口でしゃべる人達に圧倒されて、筋を追ってるだけみたいになってしまった。
ブレイキング・バッドのコメディ版みたいたった。

アリス・スウィート・アリス(1977年製作の映画)

3.3

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あまり怖くはなかったけど、アリスのあのふてぶてしい感じは犯人探しに重点置かれてるからかな。

神父はやけにアリスの母親と近しいし、父親は2時間サスペンスドラマのノリで警察に言わず独りでノコノコ出かける
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サブスタンス(2024年製作の映画)

4.0

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痛そうだし気味悪いし、終盤のステージ前の歯のくだりとか恐ろしすぎた。

秋刀魚の味(1962年製作の映画)

4.0

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いいなぁこの感じ、安心する。
独特の淡々とした喋りに寄り寄りカメラ、娘心はわからないけど、ひょうひょうと不器用ながらも優しさが滲み出るお父さんの周平(笠智衆)がいい。

お嫁に出した後の寂しさを表す周
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ザ・シューター/極大射程(2007年製作の映画)

3.5

心底悪い奴らは息の根止めないと、また悪さする…という現実ではやりたいけどやれないことの鬱憤晴らし炸裂映画。
マーク・ウォールバーグはこういう役に似合う。

ビヨンド 4K レストア版(1981年製作の映画)

3.0

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なんで?なんで?
なんで?と頭の中にいくつも湧く疑問をフツフツと抱えながら観たけど、そんなことにこだわっちゃいけないんだろうな、これ。
マーサやアーサーはどうしてこの屋敷に?
エミリーは道の真ん中にな
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サンダーボルツ*(2025年製作の映画)

4.0

フローレンス・ピューがとにもかくにもすばらしい。
まず声がとてもいい。さすがナターシャの妹、姉妹そろって憧れるような声の持ち主。
そして、ブラックアイメイクで際立つ意志の強そうな大きな目。もうフローレ
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クロノス・ジョウンターの伝説(2019年製作の映画)

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クロノス・ジョウンターって何だろうって思って観たけど…

不要に思えるシーンは長く、肝心のクロノス・ジョウンターシーンは手抜きな感じ。

カエルのブローチをプレゼント、それを胸につける、胸を這ってるカ
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オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主(2013年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

オッドの独りよがりがどうに好きになれず。困ったときは署長頼みだし。
いっそのこと警察官になればいいのに。

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.4

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すごく良かった。
観終わってもまだ心がポカポカしてるみたいなじわーんとした感動が残ってる。
普通にいそうな小さな差別意識を持ってる人を演じるヴィゴ・モーテンセンがほんとに上手。

トニー・リップがとに
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ウォー・ゲーム(1983年製作の映画)

3.5

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2000万人を殺すことに躊躇して核ボタンを押せない人よかったな。

コンピューターの暴走で危うく戦争が始まりそうになるのを○☓ゲームを学習させてやめさせるなんて、よく思いついたなぁと。勝敗つかない○☓
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ウィキッド ふたりの魔女(2024年製作の映画)

3.4

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エルファバとグリンダ2人はとびきり歌がうまい。そして存在感がバランスよくて、どちらも負けてないけど火花が散ってるわけじゃなく心地良い。
後半、エルファバが空飛ぶシーン好きだったな。

悪魔を憐れむ歌(1997年製作の映画)

2.0

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あまり怖くないしおもしろくもない。
まるで凍り鬼。

悪霊アザゼルの視点描写と行動が最初から最後までずっと同じで飽きる。単調。
アザゼルに乗り移られた人のことを主人公以外は気づかないなんて都合良すぎ。
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白と黒(1963年製作の映画)

3.8

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「なんだかわからんけどバカのほうがいいよ」
良心、メンツより真相、真相を追い求めるうちに、二転三転していく。

奥さんの言葉良かったな。「真実を追い求めていっただけじゃない。それで二転三転しただけ」
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どぶ(1954年製作の映画)

4.0

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バスにパンタグラフが!という微かな驚きから始まってまだバラック家が点在している戦後9年経った町の風景。
ツル演じる乙羽信子の独特な表情と声は印象的。上手いのかオーバーなのかわからない不思議さ。嫌いじゃ
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インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

3.7

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大まかな感情の擬態化にそれらの行動、思い出玉の貯蔵庫や捨て去られる思い出ゴミ捨て場など観てるうちに自分の中にもあるような気がしてきた。
不思議な空想の世界なんだけども。

ヨロコビとカナシミが混ざった
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夢のチョコレート工場(1971年製作の映画)

3.7

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ブクブクソーダ飲みたいよ~。

ウォンカのなんとなく怖い感じがいい。
ウンパルンパはティム・バートン版とはちがうけど、こっちもいい。ウンパ・ルンパの場面は歌と共に楽しめる。

50年前の作品ゆえいたる
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モラン神父(1961年製作の映画)

3.9

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モラン神父(ジャン・ポール・ベルモンド)がもはや神様に見えてくる。
この内容にモノクロ映像がとても合っているように思えた。

イタリアに占領されたフランスにドイツまで侵攻してくる時期、まだ検閲の時だけ
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エール!(2014年製作の映画)

4.2

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いい映画だった。使われている歌もすごくいいし、ラストシーンは涙が自然と込み上げる。

それで問題が解決するの?と非行に走ろうとする男友達にポーラが言い放つ言葉がまさしくその通りと思えるもので、ポーラの
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ブラックボックス:音声分析捜査(2021年製作の映画)

3.8

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デジタル化が進んだ今、現実味あって飛行機怖くて乗れなくなるわ。あんなことされたら。

ピエール·ニエうまい。のめり込んだら一直線、絶対的な耳を持つマチューの危うさと強さが入り混じった感じがバッチリ。
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