グッド・ウィル・ハンティング／旅立ちのtomoのレビュー・感想・評価

意外なところに天才が隠れていて、生い立ちから心を開けず才能を活かせず、、、というまあよくある設定ではある。しかし登場人物それぞれの描き方が丁寧で、主人公を導くセラピスト含めみんな完璧な人間ではなくて、それでも互いにぶつかり合い道を模索する中で大団円に至る様は見ていて清々しい気分になった。特に主人公の恋人の描き方は、ありきたりなマドンナではなく、ちょっと一癖あるけどウィットに飛んで向上心も愛情もあるという魅力的な設定でなかなか良い。良作。