東京計画2022

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ちの東京計画2022のレビュー・感想・評価

4.5
彼にとって学問は唯一、信じられる「絶対的」な世界。不確かな人間の愛よりも、そこには絶対的な「真理」がある。

真理は僕を惑わせたりしない。日によって、答えを変えることもない。唯一、信じられるものがそこにある。だから、僕はそれに縋っている。「本当は何がしたいんだ?」と言われても、そもそも楽しいとか好きだという気持ちなんてない。それしか、僕にとって「絶対的なもの」はないのだから。


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ショーンの「It’s not your fault」という言葉に、どれほど救われただろう。自分を、僕を赦し、受け入れてくれる絶対的な存在に。