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シェルブールの雨傘の0ikoのネタバレレビュー・内容・結末

シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

90分なのでサクッとみれるのは良い。全てがミュージカルなので舞台を見てる気分だった。
若い間の情熱あふれる恋の前半と、彼が兵役に行ってしまったことによるすれ違い、最後お互い家庭を持った状態でガソリンスタンドで出会う。展開もさっぱりしてわかりやすかった。
服装や部屋の装飾なども可愛くて特にジュヌヴィエーヌの服がすごく可愛かった。金髪に紺のリボンがすごく映えてた。女の子がなりたい女の子ってかんじ。

恋と結婚は違うという典型だと思う。

2人は楽しかったんだろうが、結局女の子は愛してくれる金持ちと結婚して幸せだろうし、男の方も献身的に尽くしてくれる女の人の方が幸せになれた。その2人の成長はあまり感じられなかったが、最後のガソリンスタンドの2人で話すけど他人以上には絶対ならないんだろうなぁという距離感が良かった。

雪降る夜にエンジン消して車の扉開けっぱなしにして子供置いとくのはどうなのかしらというのだけ気になったが。
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