リュルスミス

シェルブールの雨傘のリュルスミスのレビュー・感想・評価

シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)
4.3
今年99作目

カトリーヌドヌーブ初視聴

今でいうありきたりな脚本のはずなのに、映像に差し込む色やそのものの美しさ、そしてセリフだけで全てを表現しない(これこそがまさに映画にする意味)、最高の映画

セリフだけで表現してないところ(ラストシーンが肝)を理解できるかどうかがこの映画の評価の良し悪しを隔てているはず

ミュージカルといえども踊りはない。無数の表現方法の中でこの方法を選んだというのが非常にわかる。この表現以外ではこの映画をよく描けない。

普通にする?スーパーにする?の何気ない会話も歌に乗せて