たちばな

シェルブールの雨傘のたちばなのレビュー・感想・評価

シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)
3.7
ミュージカルの映画って初めて観た。
ミュージカル自体見たことないし話が入ってきづらくて苦手だなーと思いながら観てたんだけど、
なんだかあっという間にエンディングになってしまった。
昔のお話なのに恋愛モノの作品として全然古臭くなくて、逆に今の時代だからこそはがゆい気持ちになるというか、、。
ロマンチックな世界観で始まって、リアリスティックな結末。
ガーンと胸にくるものがある。
つらい、本当につらい。

心から愛し合う二人が、
置かれた環境の中で都度悩み選び、別々の道で幸せになる。
それの何が悪いんだとも思うんだけど、なんにも悪くないんだけど、
たまらんなぁ、、。
誰か悪者を叩かないとやってられない心持ち。
恋愛って本当にタイミングだよなあ〜とつくづく、、。
最後の再会のシーン、言葉少ななのが余計に切なすぎてもう、、ウワーっていう、、、感じ(語彙)。

まぁでもミュージカル自体は苦手っていうのでこのスコア、、。