超空間コベ

柳生武芸帳の超空間コベのレビュー・感想・評価

柳生武芸帳(1961年製作の映画)
4.0
勧善懲悪!俺達、明るく楽しい
柳生一家!♪
ぶははは、何じゃいコリャ(笑)

原作寄りだった東宝版と違い、
近衛十四郎演じる柳生十兵衛が
主人公となる、東映版シリーズ
1作目。

こちらでは完全に、ええモンの
ヒーロー扱いな十兵衛やね。
あまりに強過ぎて、危機感も
全く感じられない。
そもそも、隻眼ですら無い。

クライマックスで、一人死地に
赴いた十兵衛を助けるために、
味方が総動員で駆け付けての
大乱闘!!
そして十兵衛を囲んでの華やか
ハッピーエンド。♪

原作で主人公?ぽい多三郎は
悪役扱いで、ラストは陰で
「負けちゃいねぇ…!」
と負け惜しみを呟くのだ。☆

ここまでいくと、もう笑うしか
あるまい。(笑)

次作もこの路線らしいけど、
その後は本来のシリアスさに
立ち返るので、シリーズ後半を
先に観てコレだとまぁ面食らう
わな。
超空間コベ

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