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最後の晩餐のdaiyuukiのレビュー・感想・評価

最後の晩餐(2004年製作の映画)
3.0
“ゴッド・ハンド”の異名を持つカリスマ美容整形外科医の小鳥田(加藤雅也)には、ある秘密があった。それは、美女を殺害してはその人肉を食らうこと。そもそものきっかけは、医大の同級生・加奈子のクリニックで、吸引した患者の脂肪を食したことだった。以来、その味と充足感が忘れられなくなった彼は、抑えられない欲求の為に殺人をも犯すようになっていく。しかし捜査の手は静かに、だが確実に彼に伸びていた。ある日、小鳥田は立花(松方弘樹)という初老の刑事から尋問を受ける。ところが、彼もまた人肉愛好家で、逮捕しない代わりに人肉を食べさせるよう小鳥田に迫ったのである。そんな立花を殺害した小鳥田は、逃走を企てる。自らの顔皮を剥ぎ取り、それを加奈子と同僚・柳原の披露宴へ送りつけた人肉料理の中に紛れ込ませて自分を死んだように見せかけたのだ。果たして、計画はまんまと成功した――かに見えたが、逃走途中、立花の部下である若い刑事によって見つかってしまう。そして、小鳥田の車内に銃声が轟いた。
大石圭のホラー小説を映画化。
原史奈、三輪ひとみなどの美女が、殺害され、解体され、料理され、美女の生首を肴に人肉ディナーを楽しむゴアシーンが見所の、「香港人肉饅頭」の日本版のような人肉ホラー。加藤雅也、松方弘樹のカニバリストを怪演する熱演が、印象的。
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