sasa

ドラッグストア・カウボーイのsasaのレビュー・感想・評価

4.1
ボニー&クライドっぽく描かれるのかと思いきや、退廃的で破滅的、そしてそこから抜け出そうとするジャンキーの苦悩が主題。時系列的には全く逆だが、『トレインスポッティング』をガス・ヴァン・サントが作ったらこうなる!という印象。

TSが労働者階級の不満や欲求をエネルギッシュに描くのに対し、こちらはどこか上品で、この監督らしい曇天のような閉塞感が立ち込める。

パンダという名前のシーズー。終盤に登場する神父の存在感。
sasa

sasa