ホワイトストーン

ドラッグストア・カウボーイのホワイトストーンのレビュー・感想・評価

3.6
見る人を未知の領域に連れていってくれる。映画というものはまさにそういうものだと思っている。この映画では薬物異存症の世界を淡々と描ききっており、薬物中毒者の視点で薬物の恐ろしさをシュールに描写している、ガス・ヴァン・サントの35ミリ映画監督デビュー作。
薬物の恐ろしさは学校で腐るほど教えられてきたが、この映画が教材として使われてもいいかもしれない。主人公のマット・ディロンが薬物に堕ちていくさまが上手に描かれている。