amin

真昼の暴動のaminのネタバレレビュー・内容・結末

真昼の暴動(1947年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

脱獄作戦が細かいようで実は雑なので、嫌な予感がするが案の定…
とにかく救いがなく、終わってもすっきりしない。逃げ場もなく、裏切られて、権力側に勝つことも出来ない、赤狩りの雰囲気を映画に落とし込んでいるのかなぁと思ったりするが、落とし方がしっくり来ない。そこに塀があれば脱獄するっていう、山があれば登る的なのは分からなくはないんだけど、カタルシスに繋がらない不完全燃焼感が否めない。『大脱走』みたいな爽快感はゼロ。そこも含めて、赤狩りの時代ってことなのかな。
amin

amin