バート・ランカスター主演、ジュールス・ダッシン監督の監獄を舞台にした映画史に残る傑作。脚本は、後に名監督となるリチャード・ブルックス。全編、手に汗握る緊張感の連続で観客を飽きさせない。狂気の看守とな…
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脱獄作戦が細かいようで実は雑なので、嫌な予感がするが案の定…
とにかく救いがなく、終わってもすっきりしない。逃げ場もなく、裏切られて、権力側に勝つことも出来ない、赤狩りの雰囲気を映画に落とし込んでい…
後の脱獄映画の方が面白い作品も多いかもしれないけど、この構成力は素晴らしい。
囚人たちの伝言ゲームが非常にスリリング。群像劇に寄りやすい囚人たちよりも、悪辣な看守長を分かりやすいキャラクターに仕立て…