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ランボー 最後の戦場のkuのレビュー・感想・評価

ランボー 最後の戦場(2008年製作の映画)
3.8
今作は、『ランボー』の4作目です。

内容は、軍事政権下のミャンマーで、ある闇の存在が明らかになる。アメリカ政府は、各国の精鋭傭兵部隊を組織し、事態の鎮圧に乗り出した。最新装備を誇る隊員たちの中、1人手製のナイフと弓矢を武器に、孤独な戦いを繰り広げるジョン・ランボー。残忍な殺りくを繰り返す敵を前に、ランボーの最後の戦いが始まった……というもの。

これはびっくり。前作からおよそ20年ほど経ったからか、残酷な描写が多く、直接的に戦争の恐ろしさを訴えかけてきました。これまでの『ランボー』はアクションに重きを置いていて、あまりグロさは無かったのですが、今作ではグロさが強かったです。個人的にはグロい描写が多い方が戦場の怖さが伝わるので面白かったです☺️

戦場でのシーンはとても見応えがあっただけに、サラとマイケルの偽善者面によって今回の殺戮が引き起こされたというのが胸糞悪いですね。マイケルはまだ、戦場でも医師の知識を発揮したり、海賊に狙われた時も引き返すように説得してましたが、サラに至っては海賊に襲われてもミャンマーに向かったり、目の前で戦場が広がっていても現実を直視せずに、泣いて喚いて、「こんな現実は信じない」というセリフを言ってしまう始末。誰のせいでこんな惨劇が起こったと思ってるんだ😓

ランボーは1作目がとても面白く、2,3と進みにつれて面白さが少なくなっていきましたが、この4作目でまた吹き返した感はありました。それほど見応えのあるシーンが多いので、今までの『ランボー』を観てきた人はぜひ今作も見てみてください🤗
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