たーたん

冒険者たちのたーたんのレビュー・感想・評価

冒険者たち(1967年製作の映画)
3.5
アラン・ドロンは美しい。完璧だと思う。
コンゴパートで髪や無精髭が伸びていてもセクシー。と思っていたらリノ・ヴァンチュラもコンゴではワイルドでセクシーになっていた。太陽の下では男たちは野性的に美しくなるのか。

ドロンもヴァンチュラも中年なのだが青春映画というくくりでいいと思う。夢が砕けても簡単に挫折しないのはすぐそばに友人たちがいたから。友情を描きつつ、当然のようにその中で恋心も生まれる。だが3人の大人は野暮な関係には陥らない。これがまた良い。
そんな青春は残酷に終わる。唐突に。
いつまでも続かないのが青春なのだから。