Nao

冒険者たちのNaoのレビュー・感想・評価

冒険者たち(1967年製作の映画)
4.0
マヌーとローランの友情とレティシアへの恋、この3人の関係性が何とも曖昧でもどかしい。
挫折を味わったが故の欲に塗れた者同士の意気投合。
それもそのはず、全ては一攫千金の為。
関係性が深まると思いきやシリアスな展開へと進んだ結末は衝動的な旅だったとしか言いようがない。
夢って誰もが追い求めるもので、それにはライバルや障害が付き物だ。
思い描く理想の姿を見る為、行動こそが全て。
決して若者の青春映画ではないが、冒険心に溢れた3人の泥臭くてチャーミングな会話や関係性に魅了された。
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