【フランス映画がまだまともだった頃】
1967年のフランス映画。
一攫千金を夢見る曲芸飛行機乗り(アラン・ドロン)と、レーシングカーの発明を夢見るエンジニア(リノ・バンチュラ)と、美術で名を上げたいと望む若い女の子レテイシア(ジョアンナ・シムカス) 。
この3人の奇妙な友情と、宝探し、そしてレテイシアがひょんなことで死んでからは残された男2人の行動をたどっている。
美男のドロンと渋いバンチュラがそれぞれ個性を活かしているし、ジョアンナ・シムカスが魅力的な水着姿を披露しているのもいい。フランス映画のいい面が出た作品だと思う。