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天使の恍惚のrainbrainのレビュー・感想・評価

天使の恍惚(1972年製作の映画)
3.9
まずタイトルが最高
スノッブな会話、飯を食うようにセックスをして、セックスをするようにテロ行為を働く
彼らの思想や根本が見えなかったが、その浅はかさも含めて俺の好きな昭和レトロだった
冒頭のラブホのベッドめっちゃいい笑
村上龍が好きならグっ刺さると思う
ぶっ壊せ〜なんて歌いながらセックスしたいもんですね
カラーと白黒の切り替えに意味を見出せなかったが、印象には残った
全体的に舞台っぽい雰囲気だが、カラーとの切り替えや光の使い方も良くて、しっかりクライマックスも作っており、映画的な美しさもある
いやークッソかっけえなあと
音楽が山下洋輔トリオなのもまた最高
フリージャズは昭和カルトにぴったりだ
まあ人を選ぶ映画ではある
大島渚の東京泥棒日記よりも動きがあって面白かった(あれの最後の無茶苦茶な感じも好きだけどね笑)
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