マイコ

愛と青春の旅だちのマイコのレビュー・感想・評価

愛と青春の旅だち(1982年製作の映画)
4.1
王道のシンデレララブストーリー。
何十年ぶりかの再視聴。

10代の頃映画館で見た時は
最後のシーンがそれはもう印象的すぎて。
でも10代の少女にもどこか陰のあるギアのセクシーさと制服姿の凛々しさは十分訴えるものがあった。

今見返すとザックが父の影響や母の死や育った環境で女性を恋愛対象として見ることができなくなっていったこと、
ポーラを身ごもって士官候補生に捨てられたポーラの母のことや義父との関係も絡むポーラの不遇な少女時代、
兄の身代わりとして生きてきたシドのこと。
その辺をもう少し掘り下げてくれても、と思いながら見た。

卒業したら立場が逆転し、上官となって軍曹に挨拶するシーンもいいし。
朝日の中でのザックとポーラのラブシーン、会話もリアルなのに全然いやらしくなくてほんとにきれい。
そしてあのラスト。
「いつか白馬に乗った王子様が迎えにくる」をあんなに見事に表現するなんてズルいよなあ、リチャード・ギア。
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