ツーラン

路上のソリストのツーランのネタバレレビュー・内容・結末

路上のソリスト(2009年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

エリート音楽院に入りながら、何故。路上生活者になってしまったのか? という過去を美しい映像と共に、見せてくれて。退屈しなかったです。

いかに、人間と人間の関係を築いていくのが難しいものだけども。けれど、人間に必要なものなのかが。わかります。

主人公が、最初。路上生活者であるジェイミー・フォックスさんのためを思って。
部屋やいい楽器を渡していくのが、その人のためを思ってしていたことだと行動していますが。実は、それが余計なお世話で。一切、精神的には救われていないと学び。実際は、自分が救われたいんだと。この映画を観て思いました。

にしても、ロサンゼルスの路上生活者の劣悪な環境を観ていると。いかに、自分が恵まれているのか勉強になりました。

ちょっと、わかりやすぎる描写もあったり。主人公の背景の描かれ方が少ない感じを受けましたが。

エンドロールまで、しっかりと音楽に浸れる映画でした。
ツーラン

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