Tatsu

ジャグラー/ニューヨーク25時のTatsuのレビュー・感想・評価

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英語字幕で。追走劇を通してのワンデイニューヨーク巡り。セントラルパークから性風俗、ライブ会場まで。クライマックスがフェス会場なのは本当に上がる。目玉焼きのオープニングや、終盤、娘が地下から登っていく姿を粘り強く捉えたあの時間で、犯人の人物造形を丁寧に見せてるのも良い。人が走る画がどれほど映画的なのか。その芸術の究極系だと思う。走り出す瞬間のカタルシス、そしてそのまま100分突っ切る。どうでもいいけど、序盤のネズミに怯えてる女の足だけを撮ってるカットが完全に『トムとジェリー』のそれで笑う。ショットガン刑事もエネルギッシュ。
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