スリーマイトル島や福島での原発事故より"前"に作られた傑作
本作は原発を使った放射能パニック映画ではありません。
上質な社会派サスペンス映画です。
だからこそ今の日本人にとってこの内容の濃さや質の高さに気付くと思います。
「チャイナシンドローム」とは極端な例え話です。
ですがそれほどデリケートな物を扱ってるという事を肝に銘じて現場作業員は日々努めているのです。
ですが政界側は単なる極端な例え話だと思っている。
この現場と政界の温度差を描いた原発映画、
もっと広い視野で捉えるなら
エネルギーに依存する人類。
映画って時代によって、良さが変わる物なのだと改めて感じました。