チャイナ・シンドロームの作品情報・感想・評価

「チャイナ・シンドローム」に投稿された感想・評価

1980年3月5日、テアトル新宿で鑑賞。(2本立て)

当時、この映画を観て、原発の恐ろしさを感じた人がどれだけ居ただろうか、というほどリアル感が欠けていた映画だと思う。
原発を真っ向から描いた映画。
衝撃的だった。特に終わり方。
おれが背け続けた原発について考えんといけんと正直思った。

専門用語はやっぱり多くなるけどそのことで隠蔽されることが分かる。
社長とか上の立場の経営者は利己的なお金のことしか気にしていない。出来るだけ安く検査を済ませようとして検査を怠る今の原発調査と同じ。

記者は大衆の味方である。
大衆はつねに危険にさらされるものか?
rongdawu

rongdawuの感想・評価

5.0
事故が起きた原発に偶然居合わせたジャーナリストと、会社と良心の間で揺れ動く所長。原発という"高度に政治的"な題材を基にした良作。取材に協力した原発関係者に賛辞を送りたい。
本当に恐ろしいものは蓋をされて手遅れになるまでお目見えされない。
何かあった時に熱くなりすぎるリスクをまじまじと感じた。後半の緊迫感といったらそれはもう。

結論は「誰もが正しい」と思うことでも、進め方次第、伝え方次第で狂人にされてしまうという教訓。人間は、所詮完全でないことをまじまじと感じた。
『原子力発電所を愛する社員・ジャック・レモン』が、『原発管理の不正』を世間に公開しようとします。


そんな事をされたら困る人間が、『後悔するぞ!』と、ジャック・レモンを”脅迫”します。


脅迫しても無駄でしょうね、なぜなら、『レモンは既に後悔している』から…。


『愛する発電所を守りたい気持ち』と、『人として正しいことをしたい気持ち』の間で揺れ動く社員を、レモンは見事に演じていました。


『後悔の出来ない人間』は、『もはや怪物である』と、思い知らされました。
santasan

santasanの感想・評価

3.7

このレビューはネタバレを含みます

事実を隠蔽しようとしたクソな経営者側についたクソ技術者が腹立たしい。お前らには正義がないのか。制御室長を殺したのはそういった体制側に付き正義を行わない連中だ。報道は中立公正で事実を淡々と伝えるべきで、その際最も優先されるのは市民の生命を守ることである。昔からこの命題は普遍だ。
最初から最後まで緊張感があって、退屈さが全く無い映画で良かったです。最後のブラウン管からのシーンが凄く映像として記憶に残ります。
Nakokoko

Nakokokoの感想・評価

3.7
前半がスローなので、エンディングに近づくにつれてのテンポの違いに戸惑いと緊張感が走る。原発ってデリケートなトピックをこんな風に扱う映画、今作れるのかな。
niudou

niudouの感想・評価

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昔は水曜ロードショーで放映されたり
してました。 勿論、愛川欣也さんの
ジャック・レモンの吹き替えで。
仕事で原子力発電所の中に入った経験がありますが、施設の雰囲気は(それが当たり前なので)安全性の面よりもセキュリティー面を重んじてるなとの記憶があります。今でも福島の事が無ければ原発の安全性を考える機会は無かったと思います。製作時は一般的に原発の理解と危険性の認識はかなりゼロに近かったのではと思います。直後現実の事故が起き、知る所になりますがその前に作品とした映画人Mダグラスは凄い!!ラストに「ヒーローはゴデルだ」と叫びますが、今作(虚像)の中の事故でもヒーローなんていないと思います。
邹启文

邹启文の感想・評価

4.2
思ったものと違いすぎたけど、全編を包むあの緊張感はとんでもない
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