チャイナ・シンドロームの作品情報・感想・評価

「チャイナ・シンドローム」に投稿された感想・評価

Meg

Megの感想・評価

5.0
原発事故が主題。事故を公表したい野心的なキャスターとそれに反対する上司、隠蔽体質な原発、それらの間で揺れ動く技師と複雑な構造だが、よく練られている。3.11一連の出来事を髣髴させる。日本では絶対に作れない作品だろう。これは30年以上前に公開された作品にも関わらず、3.11の時の日本はあの有様だ。賢くならなければとつくづく感じる。またジャック・レモンの演技が素晴らしい。『摩天楼を夢みて』や『JFK』同様、彼は板挟みになって苦しむ役がぴったり。誰しも1回は観てほしい。
shinnaoki

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3.5
社会派サスペンス。
原子力発電所を再稼働させる日本人に広く見てほしい。
原子力に警鐘を鳴らす発電所の社員、原子力は危なくないと煽る発電所役員、テレビ局。この役員やテレビ局には、なにか繋がりがあるとしか思えないよね。

原子力発電の安全利用には限界があるし、危険もある。それを踏まえて納得するなら使えば良いし、不安なら辞めれば良い。
正確な情報なしに決断はできない。
その情報を不当に流させない圧力を見るに、利権が絡んでるよね、これは。
日本ももちろん、そうなんだろうね。
Abu

Abuの感想・評価

4.2
観てない名作の一つです。
色々と身につまされる題材ですが、何よりもストーリーが面白い。
やっぱり名作でした。
大学の授業で鑑賞。
原子力に頼っている日本にも関係している話だった。

原子力発電所で働く人たちの闇が見えた。
中には自分の利益を差し置いて市民の安全を優先して原子炉を止めようとしてる人もいるけど、あくまで少数派なのが分かった。

エンドロールが無音だったのも印象的。
KazurocK

KazurocKの感想・評価

3.7
社会派サスペンスとして傑作!!
事故の場面の緊迫感が凄まじかった。マイケル・ダグラスのアウトローなカメラマンもカッコいいし、なんと言ってもジャック・レモンの演技が素晴らしい。人間としての良心と組織人としての葛藤。果たして自分自身が同じように行動できるのか突きつけられる。
ラストは少しだけ救いがあったけど、電子レンジのCMで救われないところも映し出されてた。
ジャック・レモン名演。クライマックスの緊迫感が凄まじかった。ここまで心臓バクバクした作品は初めてかも。
怖すぎる
ラストの電子レンジとカラーバー...BGMの無いスタッフロール...

ただ日本でいうなら、福島より東海村の事故が内容的には近いかも...とは思う
原発の事故を報道しようとするテレビマンと、それを抑圧しようとするお偉いさんの映画。
真実を揉み隠そうとする人々を描く映画は誰にも己が正義や背景があって良い。
ラストは様々な思惑が一つに結び付くまでのタイムリミットと、原発のけたたましいサイレンが人ごとじゃないかの様な緊張感を生み出していた。

ビリーワイルダー映画とは違うシリアスな演技を見せたジャックレモン

原発のパイプの清潔感が好きだった。
スタジオからプレビューとオンエアを使い分ける演出も面白い。
なかなか凄い映画
日本でももっとこういう映画をつくるべきだと思った
Osamu

Osamuの感想・評価

4.0
おもしろい。

米国カリフォルニアの原子力発電所で起きた事故に関わる人たちの話。

事故の原因を明らかにして危機を回避しようとする力と、それを隠そうとする力のせめぎ合い。

正義と保身の間で葛藤する人たちを描く。我々は食べるために働くのか、自己実現のために働くのか、それとも…。

映画の風合いが子どもの頃ナンチャラ洋画劇場で観ていた洋画の記憶と全く同じで懐かしかった。ジャック・レモンやジェーン・フォンダも懐かしかった。とてもいい。
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